「路床盛土ICT」の流れを簡単に説明します。
まず、ブルトーザICT(敷均し転圧)、次にバックホウICT(法面整形)、最後にタイヤローラー10t級(仕上げ転圧)を行います。
今回も品質証明員の立会のもと確認していただきました。
立会確認はいつも緊張感がありますが、確認をしっかりしていただくことで達成感がでます。
ICT建機を使用した施工も順調に進み、今日は朝から現場付近の歩道、側溝のゴミ拾いを行いました。
身近に落ちているゴミを拾うだけでもまちなかのゴミを減らし、環境を守ることにつながります。
少し歩いただけでも、ポイ捨てなのか空き缶やタバコの吸い殻などが落ちていました。
現場付近でのゴミ拾いは、周囲の環境にも配慮した重要な作業であることを改めて実感しました。
さぁ、心もスッキリしたところで今日も一日、仕事頑張ります!!
天候にも恵まれ良い施工ができています。
ICT建機を使用して施工をしているため、ICT建機の精度確認は常に行っています。
また、施工時では転圧管理を行っているため何回転圧されているか重機のオペレーターが簡単に確認できます。
転圧回数不足などが発生しないため品質管理の向上、過度な転圧を行うこともないため施工性の向上に繋がっています。
ICT施工は準備さえ、しっかり行えば非常に良い技術ですね。
3枚目の写真のように巻き出し定規付近や構造物周辺などは重機だと転圧が大変なので小型転圧機を使用して施工します。
ICT建機による施工と人力による施工を上手く使い分け現場を進めています。
「スタビライザー工法」を終え、次の工程が改良した範囲の盛土施工になります。
盛土本施工前に試験盛土を行い、適切な巻出し厚と締固め回数を決めます。
ぶっつけ本番で盛土施工の進めて設計通りのものにならなかったら大変ですからね。
試験盛土を行う際は本施工と同様の条件で行います。
今回は前回紹介した「CI-CMC工法」で地盤改良は行わず、スタビライザー工法で地盤改良を行います。
改良範囲を適切に区割りをします。写真は区割り完了後の写真になります。
使用する重機は「CI-CMC工法」で使用した重機より、コンパクトになります。
「CI-CMC工法」と「スタビライザー工法」では地盤改良する深さなどが違うので当然ですが、、、
散布時は品質証明員に立ち会っていただき、区割り通りの散布が出来ているか確認します。
改良材を写真のように散布し、均等に敷き均し作業を行ってからスタビライザー(改良機)で混合攪拌します。
場所場所に応じた適切な地盤改良方法を選択し、現場を進めていますよ!
以前にもお伝えしましたが、この現場はICT施工を導入しています。
建設機械が事前にプログラムされた指示に従って自動で作業してくれます。
設計施工範囲では、設計データに基づき行い置場等では、簡易データを現地で作成します。
それにより作業の効率化、作業時間の短縮、人手不足の解消に貢献します。
また、作業員と建設機械が同時に作業する必要がないので、作業員が機械に激突されたり巻き込まれたりするような事故がなく安全です。
こちらは0.8m3バックホウ。改良した土砂をトラックに積み込んでいます。
土砂の土量はどれぐらいあるのか?従来では確認が大変だった土量の確認もICT管理を行うことにより一瞬で確認可能です。
こちらはD3ブルドーザ。
大きなブレード(刃)で地盤を平坦にICT施工していきます。
夕焼け空になってきました。もうそろそろ終業時間です。
機械達もお疲れ様でした!
スラリー攪拌工法とは、地盤にスラリー(セメント系固化材)を注入し、土と攪拌・混合することにより安定した改良体を形成する工法です。
沈下防止、耐震性の向上などが期待されます。今後、我々が改良した地盤の上に構造物などができ支えます。
基礎の中の基礎工事になるため大事な施工です。気合入れていきますよ!
本工事ではCI-CMC工法を採用しています。
CI-CMC工法はエアを用いてスラリーを霧状に噴出する「エジェクター吐出」機構の開発により、大径かつ高品質な改良体を形成します。
これがCI-CMC施工機。すごく大きいですよね!本工事ではジオセット200という六価クロム溶出量低減型の固化材を使用します。
遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。仕事始めとなる今日ですが早速現場は稼働しています。
今月から地盤改良機を再度搬入し、地盤改良の施工が始まります。
今回地盤改良をする範囲に架空線があり、関係者に現場立会をしていただきどのような対応するか打合せをしました。
結果、架空線防護カバーを設置する運びとなりました。万が一、接触するようなことがあった場合、防護カバーにより架空線を切断する心配もありません。
このように発注者以外とも関係する機関としっかりと調整を行い現場は進んでいます。
松浦建設では若手技術者の育成・インターンシップの開催を積極的に取り組んでいます。
インターンシップでは当現場の事業説明や今の建設業界の働き方を説明しました。
建設業界の魅力が少しでもインターンシップ生に伝わってくれてたら嬉しいな、、、
若手技術者育成では施工管理の方法、書類作りの説明です。
また、VRゴーグル「Loojca」を使用した安全教育を実施しました。
VR事後体験ができるため、いつもの資料やビデオを使った安全教育とは違った角度の安全教育ができたと手ごたえを感じております。
施工開始前のキャリブレーションは地盤改良の品質を左右する大事な確認のため品質証明員にて立会いました。
このミキサーの刃のようなものを「攪拌翼」といい、攪拌翼から改良材を噴出し土砂と混ぜ合わせてくれます。
攪拌翼の移動量に関しては、どれぐらいの深さまで攪拌翼が到達しているかデジタルで確認しています。
この他にも多くの確認事項をクリアして本施工が始まります。
正確な精度が確認できましたので、次回からは地盤改良工ICTの本施工になります!
今回は安全対策の一つとしてオレンジネットと通行止め用のフェンスを設置しました。
間違えて現場に近づく方がいてもフェンスで侵入を防止し、未然に事故を防ぐようにしています。
また、1t土嚢袋にオレンジネットを設置し夜間時でも視界性をよくしました。
これは現場内の土砂が流出しないようにとられた措置でもあります。
現場で使用するものには最新の注意を払い管理していかなければなりませんからね。
この先も何が起こるかわからないので、あらゆる方法で安全対策をしていきます。
現場の予告看板は、工事や作業が行われる場所に設置され、関係者に対して注意喚起や安全情報を提供するためのものです。
これらの看板は、作業現場での安全性や効率を向上させるために非常に重要です。
看板は適切な位置に配置され、全ての人が容易に見ることができるようになっている必要があります。
意外と軽視されがちですが、こういう細かなところから配慮する必要があるんです!
看板を見かけたら内容も読んでくださいね。
現場近くに現場事務所と快適トイレの設置をしました。
快適トイレについては発注者が求める仕様があり、当然ながら仕様をクリアしたものを採用しています。
トイレ入口には目隠しの設置もしています。これも求めている仕様の一つになります。
快適トイレは今までの仮設トイレと比較し、格段に使用しやすくなりました。全て洋式なのが個人的なグッドポイントです。
現場事務所が建つことで、より一段と現場への気合がみなぎります。
今回も発注者・受注者共に、力を合わせいい仕事したいと思います!